Vaseは今月17日で7歳の誕生日を迎えます。
7th anniversary企画として今月からスペシャルな靴のオーダーを開始します。
構想7年。ずっと思い続けた靴のオーダーシステムがいよいよスタートします!
今日はそのオーダー靴の紹介です。
OTOPE
~ 靴作りを始めるきっかけになったのはアメリカやヨーロッパの 1930~1950年代の靴。
デザインやパターンではなく当時の木型を理解し シルエットやフォルムを近づけ、より洗練されたものを。
さらにフットベッドという機能を持たせて ~
OTOPEはオーストリアのマイスターから靴作りを修行した佐々木基行氏が立ち上げたブランド。矯正靴技術者2人による解剖学を基礎としたfoot bed入りの靴を制作。foot bedと高機能なワンピースソールを併せて独自の履き心地を追求しています。
アッパーの革には、エルメスにも革を供給しているフランスのアノネイ社のカーフを始め、オランダの原皮を使用した国内最高級のキップの他、ホースヘアー、ラクダ、エレファント、スウェード、エナメルの中から好きなように組み合わせができます。
さらにフットベッドのサイド革にもスネークスキン、ゴートレザーを用意。
アクセントに是非!
フットベッドのトップカバーには、耐水防臭の高機能マテリアルのskinbel スキンベルを使用。
厚み0.7ミリと薄く通気性に優れています。
ベルベットタッチの独特の触感で素足で履いてもOK。
ヨーロッパではリウマチや糖尿病患者に使用されています。
矯正靴先進国のドイツやオーストリアならではの材料です。
最後に何と言ってもレザーソールの仕様です。
OTOPEのレザーソールにはレンデンバッハ(通称JRソール)というドイツが誇るオークバークの最高級ソールにヴィンテージスチールがつきます。
路面状況がダイレクトに伝わる感覚や踏み返し時に足裏に追従する感覚はレザーソールならではです。
特にレンデンバッハは点で曲がるのではなく面で曲がるような安定した踏み返しで、よく「粘り気がある」と言われます。
形状的には1950年代アメリカの靴に見られたスペードソールに似ています。
ボール部分が張り出し、その頂点からつま先に向けて真っすぐに伸びる線。
そしてシャンクエリアですが、山のように盛り上がっています。
1920年代のクラシックシューズに見られる意匠でより鋭角に尖らせたものをフィドルバックと呼びます。
鉄のシャンクを入れた後、革を張り盛り、革底を縦に曲げる事で屈強なシャンクエリアにして靴の形状を保持するための意匠です。
レザーソールのほか、ビブラムやシャークソールも選べます。
まさに無限大なオーダーシステムです。
この機会にあなただけの1足を作ってみませんか?
お渡しには約3ヶ月かかります。
OTOPEの靴は、ヴィンテージシューズのデザインに敬意をはらい、ハンディキャッパーの靴にも使用されるフットベッドという今な素材に着目し履き心地も追及した新しいシューズです。
7th anniversaryスペシャル企画はまだまだ序章です。
今後もご期待ください。
つづく。
Vase
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