designer : masakatsu tsumura
54歳の時に渡印した先で出会った手織りの生地に魅せられ、その技術を継承し手織りの素晴らしさをシャツという型に落とし込み、世界の人々に広めるため今シーズンからスタートしたPERIOD FEATURES。
一枚一枚手織りで織られた生地は、氏が3年間に渡りカルカッタから車で5時間かけて通い詰めたウエストベンガルの小さな村で大切に織られています。
そのデビューコレクションがなんと2014年6月にあのPITTI UOMOで発表されました。
メンズの展示会の中でも最高峰のPITTI UOMOには、世界中から選りすぐりされたブランドのみが出展しています。
しかもL’Uomo Vogue誌とGQ Italia誌がフォンダツィオーネ・ピッティ・イマージネ・ディスカバリーと協力してプロデュースする特別プロジェクトブース。
最も才能にあふれ、将来有望なメンズ・ファッション界の6人のデザイナーを紹介する新しい試みのブースでの発表でした。
PITTI UOMOでデビューコレクションを発表できると言う事は、もちろん商品のクオリティの高さの証であり、氏の世界での人脈の広さが伺えます。
デビューの今シーズンはドバイのセレクトショップの他、国内では厳選された店舗のみ取り扱いがスタートします。
まずは前身頃が総プリーツのレギュラーカラー。
気の遠くなるこの仕様はインドだからできる業。ステッチのカラーを別注しレッドとブルーで仕上げてもらいました。
生地は120番手の縦糸と100番手の横糸の単糸を手織りで仕上げられています。
次に手織りのサリーを前身頃に使用したシリーズ。
こちらは柄によりレギュラーカラーとスタンドカラーがあります。
サリーは裁断箇所により柄が異なるため全てが1点ものになります。
今回Vaseの入荷分は全て、身頃全体に柄が使用されているモノのみをピックアップしています。
前立て部分の左右の柄合わせも完璧です。
PERIOD FEATURESはインドの職人の手作業から生まれたブランドです。
大量生産の商品が多く流通する昨今、忘れてはいけない、大事に継承していかなければならないモノがPERIOD FUTURESのシャツには存在します。
店頭で是非袖を通してみてください。