TISCAR ESPADAS

     

     

     

    2020 春夏。ちゃんと紹介する前にあっという間に店頭からなくなりましたTiscar Espadas(ティスカーエスパダス)。
    IMG_0965
    スペイン人の彼女は、ロンドンを拠点とするファッションデザイナー。と言うよりはアーティストと言う方が正しいかも。
    バーバリーの奨学金によりマサチューセッツのロイヤルカレッジオブアート メンズウェア科を卒業した後、2019年にスタジオを設立。


    ファーストコレクション「CAPITULO 1」を発表しました。 このコレクションはbig design awardのファイナリストにノミネート。
    .
    .
    .
    因みに前回Vase tokyo.で紹介しましたこのコレクションは卒展の作品になります。
    .
    .
    僕自身、洋服の業界に4半世紀以上いるため、正直なところ洋服をみて感動をする機会が減ってきているのは確かです。
    .
    .

    そんな中、見た彼女のクリエーションの高さには驚きました。
    久しぶりに洋服を見てそれまで忘れかけていたワクワクする高揚感や感動,感銘を覚えました。
    わずか10型ほどの小さいコレクションでしたが、自分の中で消化するのに約3時間の時間が必要でした。
    .
    .
    デザインから型紙、縫製まで全ての工程を彼女自身の手で仕上げ、
    ある物語の登場人物が着ている服がデザインのコンセプトになっていて、スペインの伝統衣装にも通じるエッセンスを感じます。
    .
    .
    ギミックのあるデザイン、立体的なパターンで構成される洋服はクオリティが非常に高く、着る人の発想で自由な着方ができる様に仕上げています。
    .
    .
    当然といえば当然でしょうが、そのコレクションは欧州の様々なメディアで話題を集めイギリス、スペインの様々な美術館やギャラリーで作品が展示されました。
    .
    .
    .
    .
    2020年6月、ロンドンファッションウィークの一環として「CAPITULO II first act」を発表。
    「CAPITULO 1」に比べ、良い意味で、より洋服となった今回のコレクション。
    .
    .
    もちろんVase tokyo.には前回よりも多くの型数が2021年早々に店頭に並ぶ予定です。

    IMG_6796 IMG_8008 IMG_8009 IMG_8010 IMG_8011 IMG_8012

    アイテムの詳細は、instagramのハイライト2021SSにupしていきますので是非ご覧ください。
    入荷待ちをご希望の方々もすでにいらっしゃいます。気になるアイテムがありましたらお問合せください。

     

    今後間違いなくVase tokyo.のメイン取り扱いブランドになっていくTiscar。

    売れて欲しいけど売れて欲しくないブランド。Vase tokyo.に通っていただいているお客様に是非おすすめしたいんだけど、売れずに店頭に並んでいて欲しい洋服。メジャーになって欲しくないけど認知度がどんどん上がっていくデザイナー。

    そんな複雑な心境のブランドTiscar Espadas。

     

    まだ20代の彼女はまさにgenius。すぐにでもメゾンブランドのデザイナーにもなれる素質を持っていると思います。

     

    facebook
    instagram

     

    Omar Afridi

    数多くの有名老舗ブランドを抱えるロンドン。伝統の精神を保ち、クラシックでありながらも新たな進化を恐れないモードなロンドンファッションは魅力的なモノばかり。

    そんなロンドンを拠点に2人の日本人がデザイナーを務めるブランドOmar Afridi。

    IMG_6255

    創業者であるオマールが2017年に同ブランドの前身であるレオン・バラを立ち上げ、3年間ほどロンドンをベースに活動。2019SSからは武蔵野美術大学で空間デザインを学んでいた市森天颯がオマールに才能を認められデザイナーとして参加。2019AWからは市森氏の友人である菊田潤が参加し、ブランドコンセプトを改め、創業者の名を冠した現ブランドに一新する。

    コンセプトは”Inspired by Human Striving and Achievements”
    クリエーションを通してクラフトマンシップとマテリアルの関係性を追求しています。

    創業者オマールのルーツでもあるアフガニスタン、アフリカの民族性など様々なインスピレーション源から完成するOmar Afridiの洋服はクラシックでありモードでもあると感じられます。

    IMG_6248 IMG_6257

    Vase Tokyo.では2020AWコレクションからreversible fringe knitとleather jacketをオーダー。

    A71D4B19-8E3E-4E5E-A490-7DF11E4FC24E

    ONLINE SHOPにもUP しましたので是非ご覧ください。

    facebook
    instagram

    Hermès craftman Tuareg jewelry

    phonto

    Vase tokyo.の13周年企画として、Hermèsのジュエリーを手がける 

    ” アフリカの砂漠の民  Tuareg族 “

    にスペシャルオーダーをしましたブレスレットとリング。
    IMG_1334
    IMG_1347

    おかげさまで、前回の入荷分はかなり多くの反響をいただき完売していましたが、近日中に再入荷が決まりました!


    しかも今回は7days ring に加え、新型の12months ringも入荷します。
    その昔、Tuareg族のカレンダーとして使用されていたという7daysリングをより現代版にアレンジした12months リング。
    今回のデザインも異素材のコンビネーションになります。


    7 daysも今回の入荷から12month 同様、留め具のシルバーが太く変更になりデザイナーのホールマークも刻印されようになりました。
    よりスペシャルなリングへ進化しています。
    02ed2f1f-be9b-4c85-bd33-68d99967b589

    3e23ccd4-5e5f-4584-90dc-ee5b76955c2a

     

     

    スプーンの柄を曲げたようなデザインのこちらのバングルとリングも、前回同様異素材のコンビネーションで、両面に彫りが入るスペシャルな仕様になります。

     

    83061c25-3727-424d-9a7d-4bb583789a13 d34291bc-2345-48c3-ace0-a34d706cd31a

    入荷予約も受付していますので気になる方はお問合せお待ちしております。

    facebook
    instagram

     

    TIMNEY & FOWLER

    d0179060_15261612

    Vase tokyo.に長く通って頂けている方々は、目にされた記憶があるのではないでしょうか?

    そう久しぶりにあのTIMNEY & FOWLERの貴重な商品を販売することになりました !

    かれこれ7,8年ほど前でしょうか。CLASSのコレクションで発売されましたTIMNEY & FOWLERのヴィンテージファブリックを使用したベストやショーツ。今でも大切に愛用しています。

    懐かしい写真が出てきました。
    d0179060_15281297 d0179060_15282081

    Exif_JPEG_PICTURE

    Exif_JPEG_PICTURE

    あれ以来の発売なので懐かしい方も、新鮮な方も、またTIMNEY&FOWLERってなに?って方もいらっしゃると思います。

    そんな方のためにスペシャルなそのブランドをまずは紹介しておきます。

     

    TIMNEY & FOWLER
    ロンドンのテキスタイル・デザイナー、Sue Timney(スー・ティムニー)とGrahame Fowler(グラハム・ファウラー)とのコンビがTimney Fowler(ティムニー・ファウラー)。

    80年代のポスト・モダン デザイナーの一人で、テキスタイル・デザイナーと称していますが、彼女の美意識はテキスタイルを超えて、インテリア、雑貨、ファッション、ライフスタイル….様々な分野にいたるまで及んでいます。

    ポストモダンとは、1920年代にさかのぼるモダニズムのご本尊《バウハウス》以降、機能性のみで構築されるようになったデザインへの反動として、80年代に起きた、「不必要な遊び」や「装飾性」や「有機的曲線」を取り込んだデザインのムーヴメント。
     
    ポストモダンで、まず代表されるのは、イタリアのインダストリアル・デザイナー、Ettore Sottsass (エットーレ・ソットサス)が、80年代に起こしたMemphis(メンフィス)で、ポップでキッチュな「遊び」をデザインに持ち込んだもの。 
    Vase tokyo.店内にもその生地を使用した椅子、クッション、ハンカチ、椅子などが並んでいます。
    こちらのファブリックパネルも。
    IMG_4699
    そしてAlessiのデザイナーで知られる、フランスのPhilippe Starck (フィリップ・スタルク)も同じデザイナーの一人。 

    この彼らイタリア系ポストモダンが「陽」だとしたら、当時現在以上に深刻な不況・失業・産業構造崩壊を抱えていたイギリスでのムーヴメントは、もっと暗い「陰」の遊びの要素。

    CLASS_d0179060_15345927.jpg

    さて前置きが長くなってしましましたが、今回入手したファブリックはそんなTIMNEY&FOWLERの貴重な80’sデットストック。ANGELです。

    IMG_4610

    その生地を使用し軍もののスリーピングシャツをヒントに半袖シャツをデザインしました。
    IMG_4763

    前後で生地を切り替え、後見頃のみ同じくTIMNEYのボーダーの生地を。
    IMG_4781
    また肩のボタンはこちらも貴重な50’sのフレンチの丸ガラスボタン。
    IMG_4789

    TIMNEY&FOWLERの世界観は、80年代の現実の「モダニズム社会」の行き詰まりを、古典主義的装飾、バロック的装飾、ゴシック的装飾の幻想を持ち込むことによって、忘れ去ろうとしていたかのように思えます。 

    ファッション関係者、ポストモダン好きな方々にはマストアイテムと言えるでしょう!


    ONLINE SHOPにもUP しましたので是非ご覧ください。
    http://vasenakameguro.shop-pro.jp/?pid=151909338

    facebook
    instagram

    Tonga & Senufo tribal stool

    しばらくアフリカものの紹介が続いていますが、今日もこちらを。

    今週6/26(金)に、アフリカ南部 ジンバブエ  トンガ族 と 西アフリカ コートジボワールのセヌフォ族のスツールが入荷します。

    IMG_6480


    持ち運び用の椅子として作られた、トンガ族とセヌフォ族の生活に寄り添ったスツールは、一本の木をくり抜き作られています。

    質感や木目の美しさがダイナミックで存在感のある逸品です。

    作りの大胆さと機能面との調和、バランス感覚は独特の雰囲気は、あらゆる生活の場で道具として使われていたからこその味わいや美しさがあります。

    伝統的に家の家長だけが所有することが出来、スツールが自分の場所となります。

    感性で作られた一つとして同じものがないデザインでありながら、持ち運びやすい形状に作られているの生活に根ざした実用的なスツール。

     

    今回Vase tokyo.には、その1点もののプリミティブアートのスツールが数多く並びます。


    DSC08629-1
    部族は違ど、同じアフリカの民族からヒントを得たお馴染みこちら。
    シャルロット・ペリアンの「ベルジェ スツール」は、羊飼い(=ベルジェ)が乳搾りをするときの椅子から着想を得たもの。

    数年前にパリのサンジェルマンにあるギャラリー《DOWNTOWN》でのペリアン展では、100万を超えるベルジェスツールが所狭しと並んでおり、その全てが完売していましたのを覚えています。

    彼女もそんなアフリカの部族に魅了され、このベルジェスツールが生まれたのでしょう。

     


    そんなペリアンのヴィンテージには手が出ませんが、今回ご紹介するトンガとセヌフォのスツールは全てがヴィンテージの1点ものです。
    早い者勝ちです。

    僕は玄関で靴を履くための椅子として使用していますが、サイドテーブルとして使ったり、リビングや和室のオブジェとして、さまざまなご使用におすすめです。


    ※現地で生活に寄り添っていた傷や修復跡などがあります。
    味わい深い艶やひび割れもこのスツールの魅力、味わいとしてぜひお楽しみください。

    facebook
    instagram