Vase tokyo.ではオープン以来今まで、marie jose moratoのリングから始まり、OTOPEのシューズ、そしてmacromauroのwalletと様々なオーダーメイドの商品を展開して来ました。
お陰さまで多くの方々にオーダーをいただく事ができ、中には全てコンプリートオーダーいただいているお客様もいらっしゃいます。ありがとうございます。
引き続き店頭では、どのアイテムもオーダーを受付しております。
気になられている方がいらっしゃいましたら是非世界に一つだけのアイテムを作られてみてはいかがでしょうか?
既製品のアイテムに比べより愛着の湧くモノになると思います。
さて、そんなオーダーメイド商品に今日から新しく帽子のオーダーがスタートします!
しかも新しくスタートするこの帽子のオーダーは、今までの3アイテムのパターンオーダーと違い、全てビスポーク。採寸から始まる完全なるフルオーダーも可能になります。
気になるデザイナーは、
Kaori Milinery
Vivienne WestwoodやYves Saint Laurentの帽子デザイナーとして20年以上のキャリアを持ち、ロンドンにて世界的なトップミリナー(帽子職人)の一人であり伝統的な総手縫いによる制作手法を継承する数少ない帽子デザイナー兼職人であるプルーデンス氏。
デザイナーのカオリさんは、そのプルーデンスのもとで3年をかけクチュールミリナー技術を習得。
クチュールミリナーとは、いわば帽子のオートクチュール職人。
Vivienne Westwoodのゴールドレーベル・パリコレクションでヘッドウェア製作アシスタントを務めると同時に、独自の活動としてイングリッシュナショナルオペラ等への舞台衣装のヘッドウェア製作にも従事。
その後、クチュールミリナーとは異質となるマスプロデュースの帽子作りを知るため、ウィーンのミュールバウアーでも研修を受けていらっしゃいます。
そんなKaori Milineryに1点1点お客様のご要望に添ったヘッドウェアを製作していただきます。
Vase tokyo.には彼女のアーカイブのサンプルや、今回新しく別注にて製作していただいたサンプル、そして生地スワッチや付属をご用意しております。
型選び → 生地選び → カラー選び → 付属選び → 採寸 → 1,2ヶ月後のお渡し
といった流れです。
もしご要望があればデザイナーも在店いただきながら相談も可能です。
スタートは春夏の素材のみで始めますが、秋冬には英国のホーランド&シェリーの高級ファブリックを使用したオーダーも予定しております。
こちらはVase tokyo.別注のベレーとキャップ。
その他の様々なサンプルをご覧いただきながらカラーや素材の変更や付属の追加のご要望を伺います。
もしこんな感じのモデルを作ってみたいなど具体的な型があれば何なりとご相談ください。ビスポークならではの完全なオリジナルのヘッドウェアの製作も可能です。
日本ではなかなか聞き慣れないピスポークの帽子。
敷居の高い、堅っ苦しいイメージがあると思いますが、もっと気軽に、そしてカジュアルにオーダーができる様に今回は企画しております。
とは言ってもデザイナーは超一流の腕の持ち主。
プレミアムパナマと呼ばれるモンテクリスティという街で編まれる20万〜70万以上の高級パナマ帽や、パナマ編み職人の世界で卓越した技術を持つシモン・エスピナル氏が編むパナマを使用した600万の超高級パナマ帽までもがオーダー可能です。
600万の車よりも魅力がありますね。いつかはオーダーしてみたいものです。