Gorsch the seamster

しばらく更新を怠っていましたが、2019AWのコレクションの入荷がスタートしましたので改めて更新していきますのでこちらもよろしくお願いします。

 

Vaseも早いもので13年。時代は変わり、ファッションの世界も急激に変化しているのを感じています。僕がこの世界に身を置くようになり既に25年(4半世紀)以上経ちますが、ここ数年は善くも悪くも異常なスピードで変化しているように思います。

特に感じているのは、残念ながら物の良さだけで洋服が売れていく時代ではないと言う事。
SNSやソーシャルメディアを上手く駆使して、戦略的にモノを売っている光景を良く目にして非常に残念に思います。

そういう時代だからこそ良いものだけを提案できるVaseであり続けたいと思う今日この頃です。

 

さて今日は、昨年のベルリン出張で初めて逢って先シーズンから展開をスタートしましたこちらのブランドを紹介したいと思います。

 

【Gorsch the seamster】
ゴーシュという名のとある仕立屋見習いの物語。
ある日屋根裏で見つけた古びた足踏みミシンと仕立ての道具、そして3着のジャケット。
ゴーシュは、今は亡き祖父が仕立屋だったことを知る。
祖父の仕事姿を思い描き、それは憧れに変わり、そして同じ道を歩み始めた。
腕はまだまだ未熟だが、仕立技術の向上のみならず、様々な異国に移り住み、異文化に触れ、感じたままにゴーシュらしい物作りに励む。
故郷に想いを馳せ、いつの日かその地での物作りを通して、様々な国の人々に “Gorsch” を楽しんでもらいたい、そんな事を想いながら、世界のどこか片隅で日々腕を磨いている。
このストーリーはノンフィクションです。
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Gorsh the seamsterはメキシコ、ボリビア、NY、ロンドン、ベルリンなど様々な国に住み、非常にユニークな経歴を持つ鈴木詠一氏がデザインからパターン、縫製まで全て自分一人で手掛けるオーダーメイドブランド。


氏はロンドンのセントラル・セント・マーチンズ在籍中からFRANK LEDERにアシスタントとして所属。

同時にベルリンの老舗テーラーにて仕立ての腕を磨いた。
そんな彼が生み出すGorschの世界観は完璧主義であり、オートクチュールの持つエレガントさも感じられる。


1st deliveryのシャツが2型入荷しております。
今後も別注のニットやパンツも入荷を予定しています。